iPhoneに分析表記ツールの「EasyTag」が登場しました。試合開始時にタイマーを起動させ、カスタム可能なタギングパネルを用いて、試合中の主要業績評価指標(Key Performance indicators : KPI)をタイム情報として記録し、重要ポイントの頻度などを瞬時に統計として表示することができます。EasyTagで作成したイベントは「.csv」ファイル形式でエクスポートする事ができ、他のソフトウェアに取り込むことでさらに分析を行うことができます。また作成したイベント情報(CSVファイル)をダートフィッシュ・ソフトウェアへインポートする事で、映像とイベント情報をリンクする事ができます。(「チームプロ」、「コネクトプラス」バージョンのみ)
EasyTagは単体でも使用できるアプリケーションですが、ダートフィッシュのタギング機能と併用する事でより有効に活用する事ができます。 ビデオ上でEasyTagのタイマー開始時点を表示させ、タギングの「クイックインポート」ボタンをクリックし、EasyTagからエクスポートしたゲームファイル(CSV)を選択してインポートします。この作業だけでビデオ映像と作成したイベント情報を簡単に関連付ける事ができ、これによりダートフィッシュ上でさらにイベント映像の編集、分析、またはチームでデータの共有ができるようになります。例えば試合会場にいるコーチ陣にとっては、表記分析ツールとして最適です。素早い動作でイベントを記録でき、少ない手順で作成したイベントと映像をリンクさせる事ができるため、後のレビューの際すぐにタギング情報を元にコーチ陣全体でKPIに対する分析・共有を行う事が可能になります。
EasyTagで作成したタギングパネルは、他のEasyTagデバイスやダートフィッシュ・ソフトウェア(バージョン6.0以降)へインポートする事ができます。※ダートフィッシュ・ソフトウェアで作成したタギングパネルは、EasyTagへインポートする事はできません。
特徴:
* 12ボタンまでカスタムパネルを作成が可能
* ボタンの色づけによる簡単な識別が可能
* 各ボタンに個別のデュレーション時間設定が可能(設定時間は「固定」と「連続」両方可能)
* プレロールの設定が可能
* 統計の表示や、ヒートマップ(ボタンの使用頻度別に色分け)表示が可能
* 他のPCアプリケーションにインポート可能なCSVファイルの作成が可能
* ダートフィッシュの「クイックインポート」機能を使用し、簡単に動画と関連付けが可能
* パネルやゲームは、他のEasyTagユーザー間で共有可能