G-Bowl はボールを落とさないように運転することで、誰でも運転技術が上達するトレーニングツールです。
2009年にプラスチック製の最初のG-Bowlが発売されました。以後、自動車メーカー、バス会社、タクシー会社などで広くドライバー教育に使用されています。
G-Bowl BasicはこのG-Bowlをアプリ化し、より多くのドライバーに使って頂くために無料配布するものです。
※有料版のG-Bowlアプリとの違い
・Basic版はリアルに転がるボールを再現しています。
・有料版のGボールは正確にGの強さを表しています。
・データロガー機能は有料版のみとなります。
■使用方法
1. できるだけ水平な場所に駐車します。
2. iPhoneを車内のスマホホルダーに取り付けます。
3. 本アプリを起動します(自動で水平がセットされます)。
4. 運転を開始します。
運転中にボールが落ちると警告音が鳴ります。
いつ何時もボールを落とさないよう運転することで、同乗者に安心快適な運転が身につきます。
車に酔いやすいお子様やペットを乗せる方にはぜひお勧めします。
ボールには、オイル入りボール、毛糸玉、ピンポン玉の3種類がある。
最初は一番落としにくいオイル入りボールがセットされている。
■機能
・ボールが落ちたら警告音でお知らせ(鳴らさないように運転しましょう)。
・ボールは3種類(オイルボール、毛玉、ピンポン)、ボールをタッチして切り替え。
・ピンチ操作でボウルの拡大・縮小、ドラッグ操作で位置調整。
・カギボタンで↑のピンチ・ドラッグ操作をロックできます。
・水平ボタン(波アイコン)で水平の取り直し。
・カメラボタンでカメラモード(自動、下向き固定)を切り替え。
・スマホの縦置き、横置き対応。
■アプリ活用法
お勧め練習方法ですが、「家を出てから帰るまで一度もボールを落とない」事を最終目標にします。
それだけで良いです(だけですが”一度も落とさない”となると奥の深さが見えてきます)。
運転中にアプリ画面を見ても”面白いだけ”で上手くはなりません(すぐ飽きるでしょう)。
画面は見なくて良いので、ボールを落とさない事を意識して運転するG感覚が身に付きます(これが大事)。
(一ヶ月も集中してやれば画面を見なくても何G出てるかカラダで分かるようになるでしょう)
G感覚は人間が「このブレーキで間に合うか?」「この速度でコーナーを曲がりきれるか?」を判断するための土台、運転には必須のものです。例えばプロのレーサーは高い精度で持っています(そうでないと限界走行できません)。
一般ドライバーは限界走行などしませんから、この感覚があいまいなまま運転している方が少なくなりません。時にGが強すぎたり、弱すぎたり、右左折・信号ストップでは同乗者の首が振られ、山に行けば酔います。逆に良いペースでスイスイ走っても同乗者を酔わせない人もいます。そこには速度だけではない差があります。
実際やってみると分かりますが、ボールを落とさないためにはG感覚を持つだけでなく、先を見る目配り、予測運転、車間距離のとり方、全て気が抜けない事が分かります。
簡単なようで"一度も落とさない"事を目標にする事で大事な事、自分が出来てない事が見えてきます。1日試して「ハイ分かった」では勿体ないです。まずは1ヶ月。難しさが見えてきたところで2ヶ月、3ヶ月と続けて運転の土台をしっかり作りましょう。
自分の体に感覚が身に付き「どこを走ってもボールが落ちない」自信が付いた頃、自分の運転が変わっている事、不要な緊張感がなくなり、自信を持って運転できている事に気づくと思います。ぜひこちらの世界に来てください。
■参考
公式ブログ記事 「G-Bowlアプリで最初に練習する事」
https://g-bowl-app.blogspot.com/2021/09/first-thing-to-practice.html
G-Bowlアプリ用の記事ですが「ボールを落とさない練習」に特化した内容ですのでG-Bowl Basicで同じ様に練習して頂けます。
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https://ifulsoft.com/products/g-bowl-basic/