RapidListはファイル一覧を整形したtxtまたはcsvで出力する、シンプルなファイルリストツールです。
HDDやSSD,NAS,LTO(LTFS)のフォルダ&ファイルの一覧を高速に解析し「カタログ」として書き出すことが可能です。
ファイル・フォルダの「階層構造」とあわせてハッシュ値(チェックサム)を出力することで、納品リストやアーカイブリストとしても使用できます。
RapidListの特徴は以下の通りです。
・高速な出力
ファイル実体に一切触れない設計のため、リスト作成処理が高速です。
LTFSでマウントしたLTOに対しても、妥当な時間でリストを作成できます。
・シンプルな出力形式
リストはシンプルな半角スペース区切りによるtxtまたはcsvで出力します。
txtの場合は"osaka 等幅"などの等幅フォントでの表示を推奨します。
csvの場合はUTF-8のCSVを処理できる表計算ソフト(LibreOfficeなど)でのデータインポートを推奨します。
・xxhashチェックサム出力
Yann Coret氏が開発した超高速ハッシュアルゴリズムxxhashのチェックサムを出力可能です。
xxhash対応多機能ファイルコピーソフト「RapidCopy」と組み合わせて使用すると、より効果的です。
・多彩なチェックサム対応
xxhash,MD5,SHA-1,SHA-2(256,512),SHA-3(256,512)に対応しています。
・連番表示スキップ対応
dpxやtiff、OpenEXR連番など、連番ファイルの表示をまとめて省略表示します。
印刷をしたいが、連番を全て表示して欲しくない場合に便利です。
従来の「特殊なカタログ形式」ですとそのアプリケーションが販売終了になってしまった際に開けなくなってしまいます。
特に長期アーカイブで10年後、20年後にリストアする際にはカタログはTXTやCSVのようなオープンな「汎用形式」であることが重要です。
RapidListは特に長期アーカイブの際の利便性とシンプルさを念頭に置いて開発されています。